「限りなく薄いブルーマウンテン」
2003年5月発売
1.Reason 歌詞

・試聴

2.番長USA  歌詞 ・試聴
3.Status 歌詞 ・試聴
4.Delete Time 歌詞 ・試聴

【 Reason 】
チャオが書いた詞に一郎が勝手に曲をつけた状態で長年放置されていた曲だが、
チャ オが突然やろうと言いだし、日の目をみた。
一郎としては、渋谷系(最近では死語?)のつもりで曲を作りはじめたが、
出来あがっ てみると、なんだか演歌調になってしまったというのが笑える。
豪宙太は「ロート・タム」という太鼓を駆使しての、ややこしいリズムを叩き、
ゲス ト参加の秦野猛行のエレクトリック・ピアノとホンキートンク・ピアノが活躍してい る。
ライブでのサポート・ベースマン「壱岐均」も、この曲で初めてレコーディングに参 加。

  [ チャオのコメント ]
  なんでだろ〜なんでだろ〜歌うのなんでだろ〜?

  [ 一郎のコメント ]
  前半は結構早口で大変。中盤は音が飛んで大変。
  後半は息が続かないで大変。 自分のせいだけど。

【 番長USA 】
パロディたっぷりのタイトルだが、マーマーバンドなりの、イラク戦争に対するメッ セージソング
空爆が続いていた頃にシングルとして(何故かカラオケ入り)限定発売
その後こ のアルバム用に、チャオが禁断のエレキギターをダビングしまくっている。
イントロのかけ声のアイディアは、まさしくマーマーバンドならではの物であるが、
ライブで視覚も含めて堪能するのが正しいと言える。
チャオの家で、3人が膝を突き合わせながら、
ビートルズ気分たっぷりで作り上げた 異色の作品で、チャオと一郎のツインボーカル。

  [ チャオのコメント ]
  宗教減れば、戦争も減る。これ、アッテルと思う。

  [ 一郎のコメント ]
  『ラクダで行こう』を作った時以来の盛り上がりでした、個人的に。

【 Status 】
作詞・作曲・リードボーカル、豪宙太ショーの一曲。 王道のフォーク・ロック色が、
千葉県野田市の風を感じさせる。
マーマーバンドの曲にしては珍しく、とてもシンプルなアレンジで構成されていて、
一切のギミックはナシ、豪宙太の年輪を感じさせる
(いや、変声期がなかったという 噂もあるが)哀愁の歌声が堪能できる。
チャオはハーモニカ・ソロを4回も曲中で吹いており、ライブでは多少クラクラして いるらしい。

  [ チャオのコメント]
  実体験から作った歌。
  歌詞が重たくなりそうだったので、テンポ良く軽いメロディー にしたっす。
 (少なくとも本人はそのつもり)

【 Delete Time 】
チャオが、古いパソコンのキーボードと格闘しながらメールを書いたりしていた時に 思いついた曲。
80年代ロックを彷彿させる、彼にしては非常に「産業くさい」曲調が、ある意味新鮮。
今どき、恥ずかし気もなく、こんなにオーケストラ・ヒットを連発するアレンジも珍 しい。
意外に機械系は好きなのだが、使いこなせた試しのないチャオらしい、
無理矢理のコ ンピューター用語の羅列が、いかにもである。

  [チャオのコメント ]
  パソコンって便利だけど、目がイテエなあ。



 
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