【一郎】
 1.だから、ザーサイとビールだってば。
2.後楽園球場・・(東京ドームではない)
夏の夕暮れの中、ナイター昭明に灯が入り、
電光掲示板に出場選手の名前が一人ずつ 表示されながらウグイス嬢の声が響く。
「一番センター、柴田!(歓声)・・、
二番レフト、高田!(さらに歓声)・・、
三 番サード、長嶋!(大歓声)・・、
四番ファースト、王!(割れんばかりの歓声)・・ 」
一郎少年は、生涯その光景を忘れる事はなかったとさ。
3.コンビニで、ガラスケースの中を見て
「へー、変わった名前のコロッケがあるなあ・・」 と思いつつも、
美味しいかも、と期待しつつ、店員さんに頼みました。
<一郎>「すいません、あの、この『やさしいコロッケ』ってやつ、下さい!
(身体に優しい無添加とかなのかなあ・・?)」
<店員>「は・・・?」
<一郎>「これこれ! この、『やさしいコロッケ』下さい!
(まろやかで優しい味なのかな・・?)」
<店員>「は・・・? ああ・・」
<一郎>「なんすか?」
<店員>「『野菜コロッケ』ですね」(ニコリともぜずに)
<一郎>「・・・・!!!!!」(爆笑)
よーく見ると「やさいコロッケ」でした、確かに。 |