軟弱者に幸多かれ　 （作詞・一郎 ／ 作曲・豊）

お腹が空いた時に　君の顔が浮かんでしまうから
ちょっと申し訳ないような気分になる　今日この頃

男のバイタリティー　キャッチ・フレーズのはずだったのに
いつの間にか　君なしじゃ手も足も出なくなっているよ

君の寝返りついでのエルボーで叩き起こされても
恨んだりなんかしてないさ　身に覚えもないだろうし

言葉を交すたび　一つずつドアの開く音が聴こえる
その先には　真実の部屋があるような気がするよ

君を笑わせる事が出来たぜ　今夜も HAPPY
世の中のシビア　世界のシリアス
「関係ない」なんて言わないけど

このささやかな気持ちから　すべてが始まるはずさ
軟弱者と呼ばれてる僕は　そう信じてる

いつもの仲間達と（ビール片手に）
女の話になれば（つい大げさになる）
さすらいの人生で（カッコつけてみたものの）
横目で君の横顔　窺ってる
そんなパターンの繰り返し（それは置いといて）

君を笑わせる事が出来たぜ　今夜も HAPPY
世の中のシビア　世界のシリアス
「関係ない」なんて言わないけど

二人で越えた夜の数だけ　僕の出来ることは増えてく
軟弱者と呼ばれてる僕は　そう感じてる

こんな小さな幸せから　優しさが生まれるはずさ
軟弱者と呼ばれてる僕は　そう信じてる