鐘の鳴る丘  (作詞・一郎 / 作曲・一郎)

今 風の中を 君の面影 思い出してる
約束の時が近づいてくる この丘の上

胸は熱く 鼓動は高鳴るけれど
握りしめた手紙はもう
重ねた月日を語るほどに 色褪せている

銀の時計を見た ためらう心 振り切りたくて
約束の時が近づいてくる そろそろ行こう

疲れきって 微笑む力もなくて
尖る心 向け合ってた
愛し合う強さもない二人
そんな日々を終わらせるため あの日ここに来た

鐘が鳴り響く この丘の上 君と別れた
別々の旅を今日まで 僕ら 続けたはずさ
信じることだけを頼りに

曲がりくねる石の階段を登る
もう少しで教会の屋根が見える
誰もが笑うおとぎ話 でも僕は悔やむつもりはない
たとえそれが 一人よがりの夢だったとしても

話してあげたい 僕が見つけた輝くすべて
聞かせておくれよ 僕の知らない君の笑顔を

今 鐘が鳴るよ 君の面影 取り戻すため
約束の時が 息を止めてる この丘の上

誰かが今 僕の名前 呼んだ気がする...

 


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